歯科とは
歯科インプラントに使用されている金属は、チタンです。軽くて非常に強い金属ですが、医科では整形外科領域で大腿骨頭部の人工関節や骨折時の固定用のボルトとして用いられています。金属アレルギーは、金属がイオン化(溶け出す)ことによってタンパク質と結合して抗原となって、アレルギーを引き起こすと考えられています。そのため、一般に腐食を起こしやすい金属がアレルギーを引き起こしやすいとされ、ニッケル、水銀、パラジウム、コバルト、クロム、そしてスズなどが特にアレルギーを引き起こしやすいとされています。
アゴの骨に身体に馴染む素材で作られた人工の歯根を埋め込んで、その上に人工歯を固定する最先端医療技術が、いわゆる歯科インプラントです。1本歯がない場合から全部ない場合まで、対応の幅が広い治療法となっています。80歳の高齢者もインプラント治療で噛む力を回復できます。どうしてしっかり噛むことができるのかと言いますと、人工歯根に用いられているタンは、骨と直接結合する性質があるからです。
歯科クリニックによってインプラントにかかる費用はまちまちですが、トータルで1本あたり350000〜450000円程度になることが多くなっています。ただし、歯周病などによりインプラントを植立するだけの骨がなくなってしまっているようなケースでは、骨を造る手術が必要となることもあります。その場合には別途、50000円から数百万円かかることがあります(骨を造る手術の方法により、料金は大きく違ってきます)。
歯科インプラントの治療は確かに高価で、手術というリスクを伴っています。また、長持ちしないのではという不安もあるかもしれません。インプラントの平均寿命は、10年以上という論文が発表されているようです。ちなみに、通常の削って詰める治療のブリッジで8年が平均と言われています。つまり、通常の治療法と比較して、むしろ寿命は長いということです。ただし、長持ちせるためには、しっかりした診断、治療、そして術後のメンテナンスを十分に行うことが第一となっています。
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